非負整数 x,y に対して,それらの排他的論理和 (XOR) を f(x,y) で表します.
排他的論理和の定義
非負整数 x に対して,x を二進法で表したときの右から i 桁目(=x の 2i−1 の位)を di(x) とします.ただし,x の桁数が i 未満であるとき di(x)=0 とします.このとき,f(x,y) を以下をみたす非負整数として定めます:
- 任意の i=1,2,… について,
di(f(x,y))={01(di(x)=di(y))(di(x)=di(y))
である.
非負整数 a,b,c に対して,以下の漸化式によって数列 {xn}n=0,1,… を定めます.
x0=a,x1=b,x2=c,xn+3=f(xn+2,xn)(n=0,1,…)
このとき,以下の極限値 F(a,b,c) がつねに存在することが証明できます.
F(a,b,c)=n→∞limn1k=0∑n−1xk
以下の値は互いに素な正整数 A,B を用いて BA と表せるので,A+B の値を解答してください.
a=0∑212−1b=0∑212−1c=0∑212−1F(a,b,c)a=0∑212−1b=0∑212−1c=0∑212−1F(a,b,c)2