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OMCT001 (動作テスト)

OMCT001(F)

ユーザー解説 by Niov0256

 A,B,C,DA, B, C, D の最大公約数は 11 または 22 べきであることを示す:

  • いずれも 33 の倍数であるとき,A,B,C,DA, B, C, D の各桁に登場する 88 個の整数の和は 33 の倍数になるが,和は 3838 であるため 33 は公約数に持たない
  • 55 の倍数は高々一つしか登場しないので 55 は公約数に持たない
  • いずれも 77 の倍数であるとき,33, 55 ,66 が登場するものがそれぞれ 3535, 5656, 6363 のみであり,このとき必ず重複があらわれるので 77 は公約数に持たない
  • 二桁の 1111 の倍数はいずれも十の位と一の位が等しいことから 1111 は公約数に持たない
  • 13,17,19,2313, 17, 19, 23 のそれぞれを公約数にもつとき,それぞれ 4,2,2,54, 2, 2, 5 に注目すればいずれも矛盾
  • 2525 以上の素数 pp について 1010 以上 100100 未満に pp の倍数は高々 33 個しか登場しないのでそれらを公約数に持つことはない

22 を公約数に持つ     \iff A,B,C,DA, B, C, D の一の位がいずれも偶数」が成立することに留意すれば,求めるべき場合の数は 8C4×4!4!=1656{}_8 \mathrm{C} {}_4\times4!-4!=\mathbf{1656} である.