AB<AC なる三角形 ABC について内心を I,内接円を ω とします.ω と辺 BC,CA,AB の接点を D,E,F とし,I について D と対称な点を G とします.D から線分 EF に下ろした垂線と線分 EF,ω の交点をそれぞれ H,J (=D) として,直線 GH と ω の交点を K (=G) とします.すると,直線 JK が三角形 IBC の外接円と相異なる 2 点 X,Y で交わり,さらに以下が成り立ちました.
- 4 点 J,K,Y,X はこの順に並び,KY=2, YX=9 が成り立つ.
- EF:BC=1:3 が成り立つ.
- Y は三角形 ABC の内部にある.
このとき,線分 IX の長さは a,c が互いに素であるような正整数 a,b,c を用いて ca+b と表せるので,a+b+c の値を解答してください.