OMC211 (for beginners)
OMC211(E)
のマス目を考え,上から 行目,左から 行目のマスを とする.このとき, はマス目の全てのマスを通り,左上のマスから右上のマスまで,辺を共有したマスを辿る道になっているから,このような道の個数を数えれば良い.以下では,上から 行目,左から 行目のマスを で表す.
から 回以上右に進み,初めて下に進んだマスを とすると,道はそこから
と一意に定まることが分かる.特に, のマス目について, と通る道はちょうど つ存在する.従って, のマス目をいくつかの のマス目に分ける方法を考えれば,それと道が 対 対応する.ただし,このままでは終点が ではなく ともなりうることに留意する.
上のマス目の分け方を次のように考える.
- のマス目を分けている縦の線 本のうち, 本以上を選び,それを境界とする.
このとき,境界を 本引くと終点の右上・右下が入れ替わるため,境界はちょうど奇数本引けば良い. 本目の境界を最後に選べば,その有無で偶奇を調整できるため,特に求める答は である.
以下に のマス目を 本の境界で分けた場合を示す:
解説YouTube
解説YouTubeが存在しません.