実数 x に対し,x 以下で最大の整数を ⌊x⌋,x 以上で最小の整数を ⌈x⌉ と表します.また,関数 f:R→R と,g:R∖Z→R を,それぞれ以下のように定義します:
f(x)=2x+⌊x⌋,g(x)=⌊x⌋+⌈x⌉−x1
ここで正整数 N を定めたところ,長さ N+1 の実数列 (a0,a1,…,aN) であって,以下 3 条件をすべてみたすものが存在しました:
- a0=1011 かつ aN=1110 である.
- a1,…,aN−1 は,いずれも整数でない.
- 任意の 1 以上 N 以下の整数 n について,an=f(an−1) または an=g(an−1) が成り立つ.
このような N のとりうる最大値と最小値の積を解答してください.