OH と AM の交点を G とする( G は △ABC の重心である).
A,B,C から対辺に下ろした垂線の足をそれぞれ D,E,F とする.
ここで,点 A 中心,半径 AH・AD=AG・AM の反転を考える(等式は ∠AGH=90° からわかる).
点 X を反転で移した先を X∗ と表すと,D∗=H,H∗=D,M∗=G,G∗=M である.
また,4 点 A,B∗,D∗,M∗ と A,P∗,H∗,G∗ はそれぞれ同一円周上にあるので,HB∗⊥AB,MP∗⊥AB が成り立つ.よって B∗=F であり, B∗P∗=P∗B が成り立つ.
AB∗:AP∗=AP:AB=17:24 と併せて,AB∗:B∗P∗:P∗B=17:7:7 が成り立つ.
つまり AB∗=31408,B∗P∗=P∗B=31168 である.
ここから中線定理等を用いれば AC2=3121312 となる.