角 A 内の傍接円と BC の接点を P とし, PQ が角 A 内の傍接円の直径となる点 Q を取る.
Ω , ω2 ,角 A 内の傍接円の半径をそれぞれ R,r,rA とする.
中心を点 A ,半径を AB×AC とする反転を行った後, ∠BAC の二等分線に関して対称移動する操作を行うと, Ω は直線 BC に, ω2 は角 A 内の傍接円の Q での接線に移る.したがって, r:R=AF:AF+2rA .(詳しくはSchwarzeKatze9さんの記事が参考になります. https://mathlog.info/articles/3944 )
∣BD−CE∣ を R,A,B−C で表すと,
∣BD−CE∣=∣AC−AB∣=∣2RsinB−2RsinC∣=2R∣∣∣∣∣2cos2B+Csin2B−C∣∣∣∣∣=4Rsin2Asin2∣B−C∣
すなわち sin2Asin2∣B−C∣=4R∣BD−CE∣ .
また r:R=AF:AF+2rA より,
rR=AFAF+2rA=1+2RsinBsinC2×4Rsin2Acos2Bcos2C=1+sin2Bsin2Csin2A=1+cos2B−C−sin2A2sin2A
すなわち sin2Acos2B−C=R−rR+r .
よって,
FM=21∣CF−BF∣=21∣2RsinBcosC−2RsinCcosB∣=Rsin∣B−C∣=2R×sin2Asin2∣B−C∣×sin2Acos2B−C=2R×4R∣BD−CE∣×R−rR+r=46379725
より答えるべき値は 80188 .