OMC134 (for beginners)
OMC134(F)
ユーザー解説 by torii
自然界に現れる多くのデータにおいて,次が従うことが Benford の法則 (Wikipedia)として経験則的に知られています.
事実. ある数量が 進法表記で最高位の数字が になる確率は, 程度である.
一見すると直観に反するこの現象ですが,そもそも数量が対数的に分布しているとすれば,これは必然の結果です.
今回の問題でも,数量が対数的に分布しているので,この法則が適用できます.すなわち, までの べきの数のうち,最高位の数字が であるようなものの個数は 程度であることが言えます( を用いました).誤答を恐れなければ,その前後を総当たりすれば CA が得られます.(この法則は maple さんに教えていただきました.)