長さ追跡による解法です.
w1,w2 の中心をそれぞれ O1,O2 とし,半径をそれぞれ r1,r2 とする.また,w1,w2 と l との接点をそれぞれ U1,U2 とする.
O1U1=O1T=r1,O2U2=O2T=r2 より,d=r1+r22r1r2 が得られる.また,Γ は w1,w2 にそれぞれ接している事から O1T=r−r1,O2T=r−r2 がわかるので,三角形 OO1O2 に注目して,Stewartの定理から
OO12×O2T+OO22×O1T−O1O2(O1T×O2T+OT2)=(r−r1)2×r2+(r−r2)2×r1−(r1+r2)(r1r2+(5(r1+r2)7r1r2)2)=(r1+r2)(r2−2dr−10049d2)=0
よって,r1+r2=0,r>0 より,r=1010+149d なので,求める値は 169 である.