任意の鋭角三角形 XYZ に対して,辺 XY 上(端点を除く)の点 W であって,それぞれ半直線 ZX,ZY 上(Z を除く)の任意の点 X′,Y′ に対して
X′,W,Y′ は同一直線上⟹X′Y′≥XY
となるようなものがただ一つ存在します.そのような W を,三角形 XYZ における辺 XY に関する良い点と呼ぶことにします.
周長が 3939 の鋭角三角形 ABC において,辺 AB,AC に関する良い点をそれぞれ D,E とします.このとき,それぞれ線分 AB,CD を直径とする 2 円が相異なる 2 点 P,Q で,それぞれ線分 AC,BE を直径とする 2 円が相異なる 2 点 R,S で交わり,P,Q,R,S は同一円周上にあったので,それらを通る円の中心を T とします.
点 T と辺 AB,BC,CA それぞれの距離の和が 20011858×1202 であって,かつ TA+TB+TC=2468 であるとき,三角形 ABC の面積は互いに素な正整数 a,b を用いて ba と表せるので,a+b を解答してください.