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TMO2022

TMO2022(I)

 辺 BCBC の中点を MM とする.点 B,CB, C から辺 CA,ABCA, AB に下ろした垂線の足を E,FE, F とし,直線 EFEF と直線 BCBC の交点を DD とする.点 XX^{\prime} を線分 DMDM の中点とする.点 NN を中心として点 AA を通る円を γ\gamma とする.点 DDγ\gamma の点 MM に関する極線上にあるから,線分 DMDM を直径とする円は γ\gamma と直交する.このとき,これらの二円の交点のうち一つを TT とすると, XN2=XT2+TN2=XM2+OM2=XO2{X^{\prime}N}^2 ={X^{\prime}T}^2+{TN}^2 ={X^{\prime}M}^2+{OM}^2 ={X^{\prime}O}^2 より XN=XOX^{\prime}N=X^{\prime}O が成立する.したがって X=XX^{\prime}=X である.長さを計算すると, CE:EA=3:5,AF:FB=5:4CE:EA=3:5, \quad AF:FB=5:4 となり,これとMenelausの定理より BD:DC=4:3BD:DC=4:3 となる.点 XX が線分 DMDM の中点であることから BX=947BX=\frac{9}{4}\sqrt{7} と求まるので,解答すべき値は 567+16=583567+16=\textbf{583} である.

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