辺 BC の中点を M とする.点 B,C から辺 CA,AB に下ろした垂線の足を E,F とし,直線 EF と直線 BC の交点を D とする.点 X′ を線分 DM の中点とする.点 N を中心として点 A を通る円を γ とする.点 D は γ の点 M に関する極線上にあるから,線分 DM を直径とする円は γ と直交する.このとき,これらの二円の交点のうち一つを T とすると,
X′N2=X′T2+TN2=X′M2+OM2=X′O2
より X′N=X′O が成立する.したがって X′=X である.長さを計算すると,
CE:EA=3:5,AF:FB=5:4
となり,これとMenelausの定理より BD:DC=4:3 となる.点 X が線分 DM の中点であることから BX=497 と求まるので,解答すべき値は 567+16=583 である.
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