正整数 m と素数 p に対して,m が p で割り切れる回数の最大値を vp(m) と定めます.また,小さいほうから数えて k 番目の素数を pk とおきます. 正整数 n に対して vpk(n)−vpk+1(n)<59 なる最小の正整数 k を k(n) とし,関数 f,g を
f(n)=t=1∏k(n)pt,g(n)=t=1∏k(n)−1ptk(n)−t
で定めます.ただし k(n)=1 のときは g(n)=1 とします.さらに数列 {an} を a0=1 および
an+1=g(an)59f(an)×an(n=0,1,2,…)
で定めると,N=59×60100000−1 に対して aN が整数となることが示せます.aN の正の約数の個数を d(aN) で表すとき,v59(d(aN)aN) の値を求めてください.