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OMC222

OMC222(D)

 1!1! から 3!=63! = 6 円札を 22 枚まで用いることで,11 円から 1818 円まで 11 円刻みでちょうど払うことができる.一方で,n4n \geq 4 においては,帰納的に 21!+22!++2(n1)!<n! 2\cdot1!+2\cdot2!+\cdots+2\cdot(n-1)! \lt n! が示すことができるため,n!n! 円未満のお札を 22 枚ずつ用いた金額よりも n!n! の方が大きくなる.したがって,使用した n!n! 円札の枚数ごとに異なる合計金額が対応する.したがって n4n \geq 4 のとき,n!n! 円札までを使用して作ることのできる金額の種類は,193n3119 \cdot 3^{n-3}-1 種類であり,これらは 0C180 \le C \le 18 および c4,c5,,cn{0,1,2}c_4, c_5, \ldots, c_n \in \{0, 1, 2 \}(すべてが 00 とはならない)によって C+c44!+c55!++cnn! C + c_4 \cdot 4! + c_5 \cdot 5! + \cdots + c_n \cdot n! と一意に表示される.さらに,これはちょうど支払える金額のうち,小さい方から C+c41930+c51931++cn193n4 C + c_4 \cdot 19 \cdot 3^0 + c_5 \cdot 19 \cdot 3^1 + \cdots + c_n \cdot 19 \cdot 3^{n-4} 番目のものであることもわかる.これが 10001000 に等しくなるのは,n=7n=7 かつ (C,c4,c5,c6,c7)=(12,1,2,2,1) (C, c_4, c_5, c_6, c_7) = (12, 1, 2, 2, 1) のときである.このとき,支払われた金額は 12+14!+25!+26!+17!=6756 12 + 1 \cdot 4! + 2 \cdot 5! + 2 \cdot 6! + 1 \cdot 7! = \mathbf{6756} 円である.

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