直線 BC に関して P と対称な点を P′ とする.すると,簡単な角度計算により,A,B,P′,C の共円が分かる.また,∠PBC=θ とすると,∠BAP′=∠BCP′=5θ,∠ABP′=∠ABC+∠P′BC=5θ
より,PB=P′B=P′A が分かる.また,∠PAP′=θ も容易に分かる.ここで,直線 PP′ に関して A と対称な点を A′ とする.すると,∠PBP′=2θ=2∠PAP′ となり,かつ PB=P′B であることから,BA′=BP=BP′ が従う.これと,P′A′=P′A=P′B を合わせて三角形 BA′P′ が正三角形であると分かる.よって,∠A′PP′=150∘ が分かり,あとは簡単な角度計算により,θ=215∘ が分かり,∠PCA=2135∘ が得られる.