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OMC187 (SEG杯)

OMC187(E)

 P,Q,R,S,TP, Q, R, S, T がこの順に 11 回ずつ碁石をとっていくことをターンと呼ぶことにする.一人が碁石を取ると正方形の一辺は 22 だけ小さくなるので, n×nn\times n の碁石が並んだ状態から 11 つのターンのうちに,PPQQ の取り去った碁石の数の差は n4n\geq 4 のとき 88 , n=3n=3 のとき 77 , n=2n=2 のとき 44 , n=1n=1 のとき 11 である.
 999=8×124+7999=8\times124+7 に注意すると,124124 ターンを終えたあと,P,QP, Q11 回ずつ碁石を取り去って終わるとわかる.QQ が取り去った碁石の数については,最後は 11 個で,124124 ターン目には 4040 個,123123 ターン目には 8080 個というように 4040 ずつ変化するから,それらの総和は 1+40×k=1124k=310001.1+40\times{\displaystyle\sum_{k=1}^{124}k}=\mathbf{310001}.

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