三角形の形状があらかじめわかっているので, 座標計算でゴリ押してみましょう.
余弦定理から ∠BAC=60∘ がわかるので, A(0,0),B(4,43),C(5,0) とおいてみます. 今, 簡単な計算により M(29,23),E(4,0),F(45,453),H(4,31),P(89180,89803) がわかります. なお, P については, 2 直線の交点として愚直に計算しても出ますし, 直線 AP が三角形 AEF のsymmedianであることから, EP:FP=AE2:AF2=64:25 であることを使っても出ます.
さて, 4 点 D,H,P,X が同一円周上にあることから, 方べきの定理より AP×AX=AH×AD であり, またAH×AD=AE×AC=20 だから AP×AX=20 です. 今,AP=(89180)2+(89803)2=8920129 であるから AX=12989 であり, 計算することによって, X の x 座標が 43267 と求まります.
したがって, Y の x 座標は 2×29−43267=43120 であり, Y(43120,1291603) となるから, 線分 YH の長さは, (43120−4)2+(1291603−31)2=431343 と求まりました.