公式解説とは異なる点を取る方法です.
点 Q を線分 BP 上に, PQ=2 となるように取ってみると, 三角形 CPD と三角形 CPQ は合同なので CQ=3 です. また, 容易な角度計算により ∠ABC=∠BCQ がわかります.
さて, AB の中点を M とすれば 4 点 B,C,P,M は同一円周上にあります. この 4 点を通る円と CQ との交点のうち, C でない方を R とすれば, ∠ABC=∠BCQ より四角形 BCRM は等脚台形であり, CR=AB/2=7 です. あとはこの円に方べきの定理を適用することで BQ=6 がわかるので PM=15 となり, 解答すべき値は (715)2=735 となります.