公式解答における次の条件式を解くパートの補足です
n=2⌈2n+2⌉−1 (n∈N) ・・・※
⌈2n+2⌉が面倒なのでこれをkと置いてしまいましょう.天井関数の定義より次の不等式を得ます.
k−1<2n+2≤k
※ より n=2k−1 であるので, 先ほどの不等式は k についての 2 次不等式に帰着できます.
k−1<22k+1≤k ⟹ k2−10k−3<0≤k2−8k−4
この連立不等式を k∈N の範囲で解くと k=9,10 を得ます.すなわち n=17,19 です.
実際に n=17,19 が ※ を満たすことを確認して十分性をチェックすればOKです.
速解きをしたいのなら
・ ※ から n は奇数である必要があるなあ
・左辺の方が速く増加するなあ
・ということは当てずっぽうで n を得れば終わりだなあ
・ n=17,19 を入れてみたらうまくいった
・ n=13,15,21,23 あたりはダメだったから n=17,19 で決まりだろう
くらいのお気持ちで雑に解けます.(本質は t=x−x−1 置換なので許してください)