AC と PQ の交点を E とすると, AE:CE=3:2 より, CE=6 である. PQ∥BC であるから, 4 点 A,P,Q,D は同一円周上にある. よって, ∠ABD=∠QCE, ∠BAD=∠CQE が成り立つから, △BAD∼△CQE である. BA:BD=CQ:CE であるから, CQ=1390, DQ=1360 である. AD と BC, PQ の交点をそれぞれ F, G とおくと, EG=53CF, QG=52CF より, EQ:GQ=1:2 である. 三角形 ABC が二等辺三角形であることから,
∠CEQ=∠ACB=∠ABC=∠QDG
であり, 4 点 C,E,D,G は同一円周上にあると分かる. よって, 方べきの定理より, EQ⋅QG=CQ⋅DQ=1360⋅1390 である. EQ:GQ=1:2 とあわせて, EQ=13303, GQ=13603 である. ∠BDA=∠CDF より, DF は ∠BDC の外角の二等分線であるから, BF:FC=BD:CD であり, BC:CF=19:150 である. よって, PE:EG=BC:CF=19:150 であるから, PE=65573 を得る. 以上より, PQ=PE+EQ=652073 であり, 解答すべき値は 128612 である.
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